『ザンの日記 1日目』
あー、あー、聞こえるか?
ただ今マイクのテスト中。
ふともも万歳。
……本当に大丈夫なんだろうな、これ。
あんにゃろう日記つけなきゃシャツのことバラすって言いやがるし…
書くなんてめんどくせぇ、って言ったらこんなものよこしやがった。
かったりぃな…
で、なんだ、日記って何書くんだ。言うんだ、か。
んー、んー、何も思いつかねえな。
冒険局とやらにいって番号もらったぜ、ってくらいだな。
あとは……そうだ!
なんだこの島めっちゃ可愛い娘ばっかじゃねえか!
その冒険局で名簿のってたからパラパラめくってたら興奮しっぱなしだっての。
しかもみんな胸でけえ!!おかしいぜ平均サイズがCとかDとか、なんだこのパラダイス。
可愛い子必死にメモして気付いたら夕方だったぜ、ふー。
で、なんだ、気に入った娘を登録できんだって?
もうどの娘がいいかなんて迷いまくりだが直感で選んでおいた。
へへ、いつか会えたら絶対声かけてやるぜ。
5人くらい侍らせたら毎日チョー楽しいだろうな…!(涎が落ちる音)
……ま、こんなところか。
あんにゃろーの言いなりってのも気にくわねえがあの娘達に会うためと思えば悪くはないな。
しゃあねえから乗ってやるぜ、感謝しときな!
(ぶちっ、と一瞬何かが切れる音。そして静寂が訪れた)